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判定の前にまず整える — Multi-Inspector の yolo_align モード

Canny 前処理なしで、回転整列と中心合わせだけを適用した画像で YOLO 判定を行う新しいモードです。学習時と同じ整列を現場で再現します。

Multi-Inspector (EB) v2.2 に yolo_align モードを追加しました。従来の yolo モードは Canny を適用した回転補正画像で判定していました。新しいモードは Live の元画像に整列だけを適用して YOLO に渡します。

なぜ必要だったか

モデルは Image Processing Tool で整列した画像で学習します。現場の入力も同じ方法で整列しないと、学習時と推論時の分布がずれます。そこで Augmentation Tool の FeatureAligner をそのまま移植し、整列設定ファイルも同じものを使います。

処理の流れ

Live 元画像(Canny なし)
  └ Align + Center   ← config_align.ini [aligner]
  └ YOLO 判定        ← 既存の判定ロジックのまま

モード別の独立設定

しきい値とクラス別しきい値をモード番号(modeN_*)ごとに設定できます。既存の yolo モードは自分の番号のキーをそのまま使うため、動作は変わりません。

modeN_type = yolo_align
modeN_threshold = 0.7
modeN_iou = 0.25
modeN_align_config = config_align.ini

安全策

整列に失敗した場合(製品が検出されないなど)は、元画像で判定を続けます。整列モジュールを読み込めなくてもアプリは正常に起動し、そのモードだけが元画像を使います。